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建通新聞社（神奈川）
2012/01/17
【神奈川】建通新聞社調べ 半数超が落札率80％ 県土整備局・上期工事系委託
建通新聞社は、神奈川県県土整備局、環境農政局、企業庁、警察本部が２０１１年度上期に条件付き一般競争入札で発注した工事・工事系委託の落札率を集計した。最も発注件数が多かった県土整備局の工事系委託の平均落札率は82・０％。そのうち、最低制限価格ぎりぎりの80・０％で落札された案件は全体の56・８％に上った。
県が12月に開いた「神奈川県政府調達苦情検討及び入札・契約監視委員会」に示した資料を基に算出した。
県土整備局の工事２７８件の平均落札率は88・１％だった。全２７８件のうち、落札率85・０％で落札された案件が最も多く、全体の14・７％に当たる41件。
落札率90％台が60件（全体の21・６％）、残る２１８件が80％台となっている。最低落札率は84・０％、最高落札率は98・８％だった。
最低価格入札者が複数で並んだ場合に実施するくじ引きで落札者が決まった82件の平均落札率は86・１％で、全体の平均値と比べ２ポイント低かった。
県土整備局の工事系委託２９４件を見ると、平均落札率は82・０％。落札率80・０％が１６７件で、全体に占める割合は半数超の56・８％。80・１％の36件と、80・２％の９件を含めると全体の72・１％に上る。くじ引きで落札が決まった案件１０４件の平均落札率は81・３％で全体の平均値よりも０・７ポイント低かった。
さらに、委員会提出資料中の工事系委託（土木設計）で、総合評価方式を採用した12件の平均落札率は80・２％。全体の落札率と比べ１・８ポイント低かった。内訳は落札率80・０％が２件、80・１％が半数の６件、80・２％が２件、80・３％と81・１％が各１件ずつ。
環境農政局の工事系委託73件の平均落札率は81・１％で、集計した中では最も低かった。全体の71・２％、52件が落札率80・０％だった。
一方、企業庁の工事２５５件の平均落札率は90・６％。全体の38・８％に当たる99件が落札率90％台だった。工事系委託31件の平均落札率は83・５％で、県土整備局、環境農政局の平均と比べて高い値だった。だが、落札率80・０％での落札も全体の38・７％（12件）あった。
県が12月に開いた「神奈川県政府調達苦情検討及び入札・契約監視委員会」に示した資料を基に算出した。
県土整備局の工事２７８件の平均落札率は88・１％だった。全２７８件のうち、落札率85・０％で落札された案件が最も多く、全体の14・７％に当たる41件。
落札率90％台が60件（全体の21・６％）、残る２１８件が80％台となっている。最低落札率は84・０％、最高落札率は98・８％だった。
最低価格入札者が複数で並んだ場合に実施するくじ引きで落札者が決まった82件の平均落札率は86・１％で、全体の平均値と比べ２ポイント低かった。
県土整備局の工事系委託２９４件を見ると、平均落札率は82・０％。落札率80・０％が１６７件で、全体に占める割合は半数超の56・８％。80・１％の36件と、80・２％の９件を含めると全体の72・１％に上る。くじ引きで落札が決まった案件１０４件の平均落札率は81・３％で全体の平均値よりも０・７ポイント低かった。
さらに、委員会提出資料中の工事系委託（土木設計）で、総合評価方式を採用した12件の平均落札率は80・２％。全体の落札率と比べ１・８ポイント低かった。内訳は落札率80・０％が２件、80・１％が半数の６件、80・２％が２件、80・３％と81・１％が各１件ずつ。
環境農政局の工事系委託73件の平均落札率は81・１％で、集計した中では最も低かった。全体の71・２％、52件が落札率80・０％だった。
一方、企業庁の工事２５５件の平均落札率は90・６％。全体の38・８％に当たる99件が落札率90％台だった。工事系委託31件の平均落札率は83・５％で、県土整備局、環境農政局の平均と比べて高い値だった。だが、落札率80・０％での落札も全体の38・７％（12件）あった。
