建通新聞社四国
2012/01/13
【香川】126カ所で約9・5億円 県の災害4次査定
台風15号と豪雨により2011年9月16日から21日に被災した公共土木施設の災害査定(第4次)が終わり県内126カ所で、総額約9億5700万円の被災額が決定した。今後、順次設計などを行い今春から発注し、2012・13年度での復旧を目指す。
台風15号などによる県施設の被災個所は91カ所で7億0600万円。河川被災が74件で4億9000万円、道路被災が17件で2億1000万円の被害が発生した。
土木事務所別では長尾土木管内が最も多く63件、金額で4億0900万円、他事務所では5〜8件が発生している。
市町管理施設の被災個所は35カ所で2億5100万円余りとなっており、東かがわ市で20件、金額で約6400万円、小豆島町で6件、同1億4000万円発生している。
現在、11年中に発生した災害として5月の台風2号(第1次査定)、7月の台風6号(2次査定)、9月の台風12号(3次査定)による被災個所の復旧工事が順次発注されており、今回の第4次分の発注は今春からとなるもよう。