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建通新聞社四国
2012/01/10

【徳島】基本設計外注を準備 徳島市の沖洲小全面改築

 徳島市は、老朽化した沖洲小学校を全面的に改築する。このため12月補正予算で校舎等建設費として2036万円を計上。現在、校舎・体育館などの基本設計を外注するため準備を進めている。また、2012年度内には、実施設計に向けた予算を計上していく予定。
 市では、これまでに改築に向けグランド南側の隣接地(約3790平方b)を取得。民有地であるため移転に関する手続きを進めてきた。
 規模、建設位置については基本設計の中で決定していく。また、津波避難機能を持たせる構造、階数とするため地元の要望も含め施設内部について検討を行う。
 現施設の規模は、南校舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1363平方b、北校舎が同造2階建て延べ1297平方b。体育館が鉄骨造平屋435平方b。なお、道路を挟んだ西校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1078平方b)については、新耐震基準に適合しており改築の対象外となる。体育館については、改築に要する期間が3・4年かかることから、09年度に安全面も配慮し耐震補強を実施したが、基準面積よりも狭小であり、老朽化も進んでいるため今回、校舎と同時に改築する。
 所在地は南沖洲2丁目。