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建通新聞社四国
2012/01/06
【徳島】福井道路が新規事業化 １２年度政府予算案
２０１１年12月24日閣議決定された12年度政府予算案で、阿南安芸自動車道・福井道路が全国13箇所の国直轄道路新規事業箇所のひとつとして採択された。また、長安口ダム改造事業については、対前年度比１５４％増の45億９８００万円が認められ今後、事業進捗が図られる。
福井道路は、阿南市内原町を起点とし同市福井町に至る延長９・６㌔（２車線・設計速度８０㌔）。今年度、事業化された桑野道路ともに、現在、整備中の四国横断自動車道と11年７月に完成供用した日和佐道路を連絡する地域高規格道路・阿南安芸自動車道の一部。四国東南部における高速道路の空白地帯を解消し、「四国８の字ネットワーク」の形成に欠くことのできない道路であり、東海･東南海・南海の三連動地震への備えが一層進むものと考えれている。全体事業費は約３６０億円。
なお、四国内の道路整備事業では、窪川佐賀道路（高知県）、津島道路（愛媛県）が新規事業として採択されている。
長安口ダム改造事業は、現在までに洪水調節能力を増強するための「放流設備の増設」に向け、準備が進められており、12年度から本体関連工事に着手する見通し。また、貯水容量を確保するための堆砂除去についても引き続き、実施していく。
これを受け飯泉嘉門知事は、福井道路について「三連動地震をはじめとする発災時おける緊急輸送道路の確保や救急医療施設への搬送時間短縮など「命の道」として、さらには県南地域の経済活動や観光振興に大きく寄与する道路として大いに期待している」。長安口ダム改造事業については「「那賀川の再生」に向けた取り組みが加速されるよう、国土交通省と連携し、積極的に取り組んでいく」とコメントを出している。
福井道路は、阿南市内原町を起点とし同市福井町に至る延長９・６㌔（２車線・設計速度８０㌔）。今年度、事業化された桑野道路ともに、現在、整備中の四国横断自動車道と11年７月に完成供用した日和佐道路を連絡する地域高規格道路・阿南安芸自動車道の一部。四国東南部における高速道路の空白地帯を解消し、「四国８の字ネットワーク」の形成に欠くことのできない道路であり、東海･東南海・南海の三連動地震への備えが一層進むものと考えれている。全体事業費は約３６０億円。
なお、四国内の道路整備事業では、窪川佐賀道路（高知県）、津島道路（愛媛県）が新規事業として採択されている。
長安口ダム改造事業は、現在までに洪水調節能力を増強するための「放流設備の増設」に向け、準備が進められており、12年度から本体関連工事に着手する見通し。また、貯水容量を確保するための堆砂除去についても引き続き、実施していく。
これを受け飯泉嘉門知事は、福井道路について「三連動地震をはじめとする発災時おける緊急輸送道路の確保や救急医療施設への搬送時間短縮など「命の道」として、さらには県南地域の経済活動や観光振興に大きく寄与する道路として大いに期待している」。長安口ダム改造事業については「「那賀川の再生」に向けた取り組みが加速されるよう、国土交通省と連携し、積極的に取り組んでいく」とコメントを出している。
