建通新聞社四国
2011/12/27
【徳島】日建設計を特定 麻植協同病院移転の設計プロポ
徳島県厚生農業協同組合連合会(JA徳島厚生連・徳島市北佐古一番町5ノ12)は、12月13日に開いた建築委員会で吉野川市鴨島町にある麻植協同病院の移転に向けた設計プロポーザルを行った結果、最優秀者に日建設計(本社・東京都)を選定した。近く提案内容との調整を図り、2011年度中に設計に着手する予定。
新病院のベッド数は290床(現在の323床から減少)。診療科は現在と同じ16科(内科、消化器科、循環器科、小児科、外科、肛門科、脳神経外科、整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、放射線科)。設計プロポ選定には、県外の設計事務所4社が参加。建設予定地は、同市鴨島町西麻植の吉野川遊園地跡地(約3万5000平方b)。今後、15年4月開院を目指し、遊園地施設の撤去など進めていく。
同市鴨島町鴨島にある現病院は、1947年に開設。施設の老朽化も進んでいることから移転新築が計画されていた。