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建通新聞社(中部)
2011/12/21

【愛知】岡崎市 火葬場建て替えに伴う基本計画案を公表

 岡崎市は、「火葬場」の建て替えに伴う建設基本計画案を公表した。施設配置や施設整備の考え方、各施設の機能と規模、今後のスケジュールなどを示している。市では、2012年1月23日までパブリックコメントを募集し、11年度中に施設設営の事業方式や管理運営方式を含めた基本計画をまとめる方針だ。
 既設の火葬場は、1976年に建設され、施設の老朽化と高齢化社会に伴う火葬需要に対応するため建て替えに着手する。
 既存施設の規模は、鉄筋コンクリート造平屋1232平方b。火葬棟と待合棟、車庫・倉庫などが設置されている。
 施設の配置では、既存施設の敷地内に新施設を建設するため、既設の待合棟を撤去した部分と東側駐車場部分に建設する。
 施設内部の機能として火葬機能では、エントランスや告別室、炉前ホール、収骨室、霊安室、炉室など。待合機能は待合室、待合ロビー、多目的室、給湯室など。管理機能では、事務室、書庫・倉庫、職員用トイレ・シャワー室、制御室、休憩室など。駐車スペースは、一般車両50台分とマイクロバス10台分を確保する。付随設備は自家発電設備を導入する計画。
 施設の設営では、従来方式の市直接建設方式とPFIなど民間活力導入による検討内容を示している。今後のスケジュールとして市直接建設方式では、12年度に測量や基本設計、13年度に実施設計、14年度から新施設の建設に着手する計画。民間活力導入では、12年度に測量や入札支援業務の委託、13年度に事業者公募・選定、14年度から設計・新施設の建設に着手する。
 基本計画の策定は、ランドブレイン名古屋事務所(名古屋市東区)が担当している。
 火葬場の所在地は、才栗町字佐世保田1ノ3。