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　神奈川県は14日、太陽光発電のパネルメーカーと販売店、施工業者などによる共同事業体（ＪＶ）から募集した、太陽光発電設備の設置費用を軽減するためのプラン（かながわソーラーバンクシステム設置プラン）を決定した。国内のほか、中国、韓国、ドイツ、カナダのパネルメーカーの機器を使用する12ＪＶから、価格や数量・地域、アフターサービスの提案などを評価項目に、合計33プランを選定した。プランの有効期限は２０１２年３月31日まで。併せて、県民からの相談や見積もり申し込みの受け付けを行う「かながわソーラーセンター」も、12月22日に開設する。
　提案された３８７プランの中から12ＪＶによる計33プランを決定。設置プランの屋根タイプ（形状・素材）は、切妻スレートが11プラン、切妻瓦が４プラン、寄棟スレートが９プラン、寄棟瓦が７プラン、そのほか陸屋根が２プラン。
　設置プランの提案事業体は、メーカー系が９社（国内メーカーパネル使用、国外４）、販売店などが３社（国内１、国外２）。参加事業体のうち、販売店と施工業者はすべて県内事業者となっている。
　今後、県が業務委託によって運営するかながわソーラーバンクセンター（受付・相談窓口）が、太陽光発電設備の設置を希望する県民を募集。設置希望者は、屋根の形状に適した設置プランを選択した上で、見積もりを申し込む。センターを運営するのは太陽光発電所ネットワーク（東京都文京区）で、開設場所は神奈川中小企業センタービル９階（横浜市中区尾上町５ノ80）。
　かながわソーラーバンクシステム参加事業体の代表事業者と本社所在地などは次の通り（�@使用パネルメーカー�A参加販売店数�B参加施工業者数）。
　▽京セラソーラーコーポレーション（京都府）―�@京セラ�A１２５�B24▽三菱電機住環境システムズ（東京都）―�@三菱電機�A97�B81▽シャープアメニティシステム（大阪府）―�@シャープ�A１２４�B１０２▽Ｑセルズジャパン（東京都）―�@Ｑセルズ（ドイツ）�A15�B14▽ノーリツ（横浜支店）（本社・兵庫県）―�@ノーリツ�A42�B29▽トリナソーラージャパン（東京都）―�@トリナソーラー（中国）�A３�B８▽Ｕpsolar　　Ｊapan（東京都）―�@Ｕpsolar（中国）�A９�B７▽ソーラーフロンティア（東京都）―�@ソーラーフロンティア�A11�B10▽サニックス（神奈川営業所）（本社・福岡県）―�@サニックス（ＬＳ産電・現代）（韓国）�A19�B12▽エジソンパワー（大和市）―�@ハンファ（韓国）�A２�B２▽イスズ（川崎市）―�@長州産業�A６�B11▽ハウスケア（東京都）―�@カナディアン・ソーラー（カナダ）�A３�B４