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建通新聞社(岡山)
2011/12/16

【岡山】市民病院の移転新築の設計 12者が参加表明書を提出

 瀬戸内市民病院新病院準備室は、邑久町山田庄地内にある市民病院の移転新築を計画、設計業務をプロポーザル方式で委託するため、設計事務所2者構成JVで、梓設計・GEN設計JV、石本建築事務所・建築俱楽部JV、大旗連合建築設計・ベン建築設計JV、教育施設研究所・あい設計JV、久米設計・宮ア建築設計事務所JV、昭和設計・猪子建築事務所JV、綜企画設計・岡山県総合技術コンサルタントJV、大建設計・木村建築設計事務所JV、東畑建築事務所・やなぎ建築設計事務所JV、日総建・黒川建築設計事務所JV、安井建築設計事務所・山陽設計JV、山下設計・丸川建築設計事務所JVの12者が参加表明書を提出した。審査委員会の選考を経て、近くこの中からプロポーザル参加者を決め、2012年1月31日午後4時30分までに設計図書の提出を受け付ける。
 審査委員会が書類審査とヒアリングを行い、12年2月8日ごろに最優秀JVと優秀JVをそれぞれ特定する予定。設計工期は13年3月31日まで。9月補正予算に病院建設関連の用地測量費525万円、建設予定地ボーリング調査費735万円、基本・実施設計費1億0780万円、病院情報システム計画策定費250万円などを計上している。
 計画では、病院西側の瀬戸内市邑久町山田庄845ノ1ほかの1万6687平方b(既存敷地7835平方b、新規取得8852平方b)に延べ約8000平方b(110床〈一般病床40床、回復期リパリテーション病棟30床、療養病棟40床〉)の病棟を新築する。駐車場は既存部分跡地利用として150台、新敷地内50台程度、既存敷地と新敷地間の水路は付け替える予定。なお、既存の病院用建物3969平方bと浄化槽(車庫・駐輪場含)は解体する。
 建設スケジュールは、12年度〜13年度に基本設計と実施設計、造成工事を進め、13年度〜14年度で建築工事を進める。竣工は14年12月、15年4月からの開業を目指している。建設費は約20億円を見込んでいる。なお、既存病院などの解体工事は14年度〜15年度に行う。