千葉市は9日、最終処分場長期責任型運営維持管理事業の実施方針を公表した。5つの一般廃棄物最終処分場の運営および維持管理業務を、一括して民間事業者に長期的に委託するもの。2012年5月に総合評価一般競争入札の公告(WTO案件)を行い、10月に落札者を決定し、12月に特別目的会社と契約を締結。事業者は準備期間を経て2013年4月から23年3月までの10年間、運営および維持管理業務を行う。
応募者は単体企業または複数の企業で構成するグループとし、継続して複数年以上、埋立処分地の埋立作業・管理の実績、浸出水処理施設(日量100立方メートル以上)の管理の実績をそれぞれ1件以上有することなどが資格要件。同事業のアドバイザリー業務は八千代エンジニヤリングが担当。