建通新聞社(中部)
2011/12/06
【岐阜】(仮称)憩い・にぎわい広場実施設計を12月内に つかさのまち夢プロジェクト
岐阜市は、つかさのまち夢プロジェクトの第1期事業として(仮称)「憩い・にぎわい広場」の実施設計を12月内に発注する予定。12年度には設計を進め、13年度には広場整備を発注し14年度の完成を目指す。
同事業は、岐阜大学医学部等跡地を利用し、市中心部の活性化を目指して公共建築物などを整備するもので、第1期では(仮称)中央図書館をメインとする複合施設と広場を整備する。
基本設計案=図=によると広場の総面積は約1万3000平方bで(仮称)中央図書館の西側に「つかさの森の並木道」、南側に「市民広場」、北側に「コミュニティ・テラス」、東側に「四季の小径」を位置付ける。
金華橋通りに並行して設ける「つかさの森の並木道」には4列のカツラ並木とシラカシやマンリョウなど低木や高木を2列混植する。幅30bの並木道内には多目的利用を支援するフラット・スペースやさまざまなイベント会場として利用できる広場、森のテラスやデッキテラス、キッズテラスなどを設ける。「市民広場」はイベントスペースのほか、災害時にはニーズに応じて多様な利用ができ、広場中央には霧のイズミ(ミスト)も設置する。「コミュニティ・テラス」と「四季の小径」には四季の変化を楽しめる樹木を植え、豊かな緑の空間を演出する。
基本設計は伊東豊雄建築設計事務所(東京都渋谷区)が担当。
場所は司町40ノ1ほか。