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建通新聞社四国
2011/12/02

【香川】年内に基本構想検討委設置 高松市南部スポーツ施設

 高松市は、南部地域スポーツ施設の早期整備に向けて、年内に学識経験者や市民などで構成する「基本構想検討委員会」を立ち上げ、具体的な整備施設の検討に入る方針。2012年度に設計を行い、15年度までの施設完成を目指す。
 同施設は旧香川町と旧香南町との合併に伴う建設計画に位置付けられている「南部地域の核となる特色あるスポーツ施設整備」。当初、09年度中に整備基本構想を策定する方針だったが、建設候補地を香南町岡地区空港関連事業用地に特定するのが10年11月に遅れた他、所有者の香川県土地開発公社との間で、市が所有する土地との交換で進めていたが、合意に至っていなかった。
 しかし28日に浜田恵造香川県知事が、香川県土地開発公社を解散することを表明したため、高松市は同用地を購入する方針に転換したもようで、今後、用地取得が前進する運びとなった。
 市が08年度にまとめた「整備に当たっての基本的な考え方」では、基本にサッカー、ソフトボール、フットサルなど多目的な利用が可能で、夜間照明設備を備えた人工芝のグラウンドを整備する案を提示している。
 建設予定地は、国道193号の西側に隣接する香南町岡地区の空港関連事業用地で面積は約4万2000平方b。