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建通新聞社四国
2011/12/02

【徳島】今月中旬公告で準備 徳島小松島港地盤改良工

 国土交通省小松島港湾・空港整備事務所は、国の第3次補正予算成立に伴い徳島小松島港沖洲(外)地区複合一貫輸送ターミナル整備として地盤改良工などを促進する。このほか、泊地(マイナス8・5b)、航路・泊地(マイナス8・5b)浚渫工やケーソン製作を計画。地盤改良工については、12月中旬に公告する予定で準備を進めている。
 今回、工事を予定している地盤改良工は、NO.54〜NO.270までの延長216b分。全体では総延長270b区間で地盤改良工を実施することにしており現在、NO.0〜NO.54までの延長54bで施工が進められている。また、泊地(マイナス8・5b)と航路・泊地(マイナス8・5b)の合わせた約15万立方bの浚渫工やケーソン12函を製作する。ケーソンは先行して8函を製作し完成後、既に製作済の4函と合わせた12函とセルラーブロック6函について基礎工を行い据付ける。その後、新たに4函を製作する。
 同事業は、船舶の大型化に伴う海上輸送機能の強化や大規模地震発生時の緊急輸送に対応するため、徳島市東沖洲2丁目にある沖洲(外)地区のマリンピア沖洲東南端に水深マイナス8・5bの耐震強化岸壁を延長270b(東西230b+南北40b)区間で整備するもの。あわせて水深マイナス8・5bの泊地・航路、防波堤、埠頭用地などの整備も見込んでおり、将来は1万5000総d級の船舶への対応を目指している。2009年度から国直轄事業に新規採択され事業期間は14年度までの6年間。