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建通新聞社(中部)
2011/12/02

【愛知】一宮建設事務所 五条川右岸第1幹線 2つの工区で設計など進む

 愛知県一宮建設事務所は、五条川右岸流域下水道の一環として、「五条川右岸第1幹線」の管渠敷設を進めており、現在、(仮称)「高雄第3工区(扶桑町)」と(仮称)「上野第3工区(犬山市)」の幹線敷設に伴う実施設計などをまとめている。
 同第1幹線の全体計画延長は1万8430b。五条川右岸浄化センターから犬山市内の「上野第1工区」までで供用を開始しており、2011年度では「高雄第3工区」と「上野第3工区」の実施設計を完了させる。延長は675b。口径1000_の推進用鉄筋コンクリート管を使用する。実施設計は日建技術コンサルタント名古屋支社(名古屋市中区)が担当している。
 このほか、「上野第2工区(犬山市)」の敷設工事が11〜12年度の2カ年で進められる。敷設延長は420b。それに続く(仮称)「高雄第2工区(扶桑町)」については現在用地の交渉中で、順調なら13年度に工事発注となる見通しだ。敷設延長は418b。
 五条川右岸流域下水道は一宮市、犬山市、江南市、岩倉市、大口町、扶桑町を対象とし、計画人口は26万3140人、計画汚水量は1日当たり最大13万8800立方bとなっている。
 事業認可の変更が確定し、17年度末までの期間延長をはじめ認可区域が2621f(現在は2089f)に拡大された。