建通新聞社(東京)
2011/12/01
【東京】 都福祉保健局 第7号は(仮称)福寿はちおうじ美山 着工は1月予定 医療・介護連携型高専賃モデル事業
東京都福祉保健局は、医療・介護連携型高齢者専用賃貸住宅モデル事業の第7号事業として「(仮称)福寿はちおうじ美山」を選定した。八王子市美山町に、オーナー型の整備手法で通所介護事業所と診療所を併設させた高齢者住宅を建設するもの。土地所有者(申請者)は村田マネジメント(八王子市)。2012年1月の着工、同年10月の開設を目指している。
(仮称)福寿はちおうじ美山の建設地は八王子市美山町1271ノ1ほかの敷地1687平方b。鉄骨造3階建て延べ1303平方bの施設に▽単身用30戸の高齢者住宅▽通所介護事業所▽診療所―を配置する。事業費約2億3000万円のうち、都は併設施設の整備費用などとして3800万円を補助する。
高齢者住宅と通所介護事業所は日本アメニティライフ協会、診療所は恵寿会が運営する。
同事業は医療や介護が必要になっても高齢者が住みなれた地域で生活し続けられるよう、医療・介護事業所を併設したサービス付き高齢者向け住宅を整備する法人と株式会社に整備費用の一部を補助するもの。
同局では11年度の最終募集となる第3回公募の中から、12月に対象事業を決める予定でいる。