トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2011/11/28

【岐阜】岐阜農林事務所 湛水防除事業「逆川1期地区」整備12年度に杭打ち工事を発注

 岐阜県岐阜農林事務所は、県営湛水防除事業「逆川1期地区」整備について、現在進めている排水機場新設の用地買収が完了すれば、2012年度に基礎工事を発注する予定だ。
 排水機場の新設予定地が軟弱地盤のため杭打ち工事を行い地盤を強化する。杭の種類はPHCとSCで径は600_から900_、長さは22bから25bで、本数は43本の予定。建設地は羽島市正木町大浦地内。
 同事業は、羽島市正木町地内に1981年に設置され老朽化が進む正木排水機場の新設や導水路などを整備するもの。1期地区整備として10年度から16年度までの7年間で正木排水機場新設など、2期地区整備として17年度から23年度までの7年間で導水路整備や旧川口橋改修、遠隔監視システム水位計設置などの整備を進める計画。
 主な整備概要は次の通り。
 ▽正木排水機場新設―既設の排水機場の隣接地に新設。鉄骨造延べ約400平方b。排水量毎秒12・2立方b、全揚程8・8b、実揚程7・9b、排水機の形式は立軸斜流で口径1000_2台と口径1500_1台、原動機はモーター形式で動力380`h2台と740`h1台 
 ▽正木導水路整備―計画排水量毎秒4・82立方b、延長2・042`、構造は鉄筋コンクリートボックス(2100_×2100_)、勾配740分の1▽旧川口橋改修―逆川排水路通水断面を拡幅するために改修、既設の旧川口橋の橋長は24・8b、有効幅員は6b、通水幅7・5bを21bに拡幅▽遠隔監視システム水位監視・観測整備―流域排水路などに水位計7カ所を設置