建通新聞社四国
2011/11/22
【高知】オリエンタルで詳細設計 国道439号トンネル
高知県須崎土木事務所四万十町事務所は、国道439号トンネル詳細設計をオリエンタルコンサルタンツ(高知市)に委託した。納期は2012年3月17日まで。
同路線では木屋ヶ内工区整備として梼原川沿いにある狭小な現道が川側への拡幅が困難なため、下流にある四万十川への生態系を配慮し現道の対岸側への付け替えを行う。全体の計画延長は980b、幅員は歩道の有無により8〜10b。構造物は橋梁2基、トンネル1カ所の整備を予定している。このうち今回の委託ではトンネルの詳細設計を行うもので、概要は延長268b、全幅員9・25b(車道部6b、歩道部1・5b、路肩1b)。
また1号橋梁(橋長153b)の予備設計はいであ(高知市)が担当し進めている。詳細設計は12年度以降。
このほか2号橋梁の整備は先行して着手しており、下部工は整備中、上部工は12年度に発注する。2号橋梁は橋長113b、上部工は鋼製箱桁、下部工は逆T式橋台2基と小判型橋脚1基。