北海道建設新聞社
2011/11/21
【北海道】小樽西インター線が13年度にも着工−JR塩谷駅付近から880m
小樽建管は、道横断自動車道余市―小樽間の小樽西インターチェンジ(IC)へのアクセスとして、小樽西インター線の新設を計画している。延長は880mで、総事業費は約9億3000万円。2011年度は用地補償を進めているところで、着工は13年度の見通し。
08年度に事業化した小樽西インター線は、18年度開通を予定する道横断自動車道余市―小樽間の整備に伴い、JR塩谷駅の南東側に新設される小樽西ICへのアクセス道路。小樽環状線の塩谷こ線橋東側を起点に、塩谷駅の南側を回り込んでICに達するルートとなる。
延長は880mで、幅員は車道6mの両側に1・25mの路肩を配し、有効幅員8・5mで計画。起点からすぐの塩谷川横断部に1スパンの仮称・塩谷伍助沢橋を新設するほか、ルート一帯は軟弱地盤のため、セメント類を投入して地盤を安定させる固結工法で改良する方針で、擁壁による盛り土補強なども見込んでいる。
地質調査や実施設計、用地測量は、10年度までに終えた。11年度は用地補償を進めているところで、12年度もこれを継続。13年度の着工、16年度の完成を目指す。