建通新聞社(東京)
2011/11/18
【東京】都財務局建築保全部=新島高校改築・改修基本設計、21日からプロポ手続き 12年2月契約へ 工事は14〜16年度
東京都財務局建築保全部は、都立新島高校(新島村)の改築・改修に伴う基本設計プロポーザルを来週21日に公告する。28日〜12月2日に参加表明書を受け付けるなどして委託先を特定。2012年2月21日に契約を結んで作業を開始する。12〜13年度で実施設計を進め、14〜16年度で工事を行う予定だ。
プロポーザル手続きは参加表明書を受け付けた後、12月9日に技術提案書の提出を求める。12年1月25日にヒアリングを実施する予定だ。
新島高校の所在地は新島村本村4ノ10ノ1で、敷地面積約3・2f。築40年以上が経過し老朽化の進む▽校舎棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1650平方b)▽体育館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ約920平方b)▽付属施設(渡り廊下・倉庫・車庫・機械室・器具庫、約350平方b)―が改築対象だ。
高校の北側に位置する村立新島中学校のグラウンドに、延べ約1980平方bの仮設校舎を整備。その上で改築対象の既存施設を解体し、延べ約4830平方bの新校舎棟と体育館を建設する。
1989年に完成した武道場(鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2520平方b)については、内装を中心とした大規模改修を行う。
このほか約1万4590平方bの外構整備やグラウンド整備も実施する。
基本設計の納期は12年7月20日。作業を通じて施設配置計画を確定するとともに、気候風土など新島の特性に配慮した要素も盛り込む考え。