建通新聞社四国
2011/11/18
【愛媛】15棟で耐震診断着手 県立高校体育館・武道場
愛媛県教育委員会高校教育課は、避難所指定を受けている県立学校の体育館・武道場の耐震化を図るため、東予高校体育館や西条高校武道場など12校15棟の耐震診断に着手した。
設計は1〜3棟ずつに分け委託。2011年度内に完了させる。今回の診断結果を基に、耐震補強などの必要性があるものについては次年度以降に順次設計に入る方針だ。
耐震化が求められている県立学校の体育館や武道場について、耐震補強など耐震化が完了しているのは10年度末現在、宇和島東高校体育館と吉田高校の体育館の2棟のみ。ただ本年度には川之江高校(四国中央市)や丹原高校(西条市)など6校の体育館の耐震化工事を実施するほか、現在、みなら特別支援学校や新居浜工業高校など12校で体育館の診断、改修設計も進めており、早期の施設耐震化に向け作業を加速させている。
今回診断に着手した体育館は、▽東予▽新居浜南▽三瓶▽大洲農業▽北条▽松山北高校中島分校▽宇和島水産▽上浮穴▽弓削−の9棟。武道場は、▽西条▽西条農業▽新居浜南▽八幡浜工業▽大洲農業▽弓削−の6棟。