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　香川県教育委員会は、２０１２年度に高校施設で丸亀高校など４校、特別支援学校の高松養護学校など２校で老朽化対策など改築を計画しており今後、事業費を１２年度予算に要望していく。高校４校の改築では実施設計が進められており、特別支援学校２校では年度内に外注する。
　改築が計画されているのは丸亀高校校舎棟、観音寺中央高校校舎棟第３期、多度津高校土木建築棟、高松工芸高校校舎棟第４期、高松養護学校寄宿舎棟、香川中部養護学校教室棟の６棟。
　丸亀高校の校舎改築の規模は、鉄筋コンクリート造４階建て延べ６１３６平方�b。設計は清和設計事務所（丸亀市）と桜設備設計（高松市）が１２年２月１０日までの期間で進めている。事業期間は１２・１３年度の２カ年計画。新校舎棟完成後には新体育館（延べ床面積１２７６平方�b）の改築も計画されている。場所は丸亀市六番丁。
　観音寺中央高校の校舎棟改築の規模は鉄筋コンクリート造４階建て延べ２９２０平方�b。事業期間は１２・１３年度の２カ年を計画している。設計は米沢建築設計事務所（高松市）とアークテクノ（高松市）が１２年２月２４日までの期間で進めている。場所は観音寺市天神町。
　多度津高校土木建築棟改築の規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ２５８４平方�b。設計は黒木建築設計事務所（高松市）と西日本設備コンサルタント（高松市）で１２年３月１６日までの期間で進めている。場所は多度津町。
　高松工芸高校は第４期改築（食堂棟）で同校の改築事業の最終棟となる。規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ５４５平方�b。設計は三野設計（丸亀市）と細谷設備設計事務所（坂出市）が１２年３月３０日までの期間で進めている。第４期改築は本館校舎の西側に食堂と図書室を兼ねた施設となり、本館と渡り廊下でつなぐ。場所は高松市番町。
　高松養護学校寄宿舎棟改築は、隣接する旧県立保育専門学院看護師宿舎を解体し、跡地に建設するもので、年度内に設計を外注する。規模は鉄筋コンクリート造延べ約６００平方�b、１２人。
　高松養護学校は、施設全体の老朽化に伴い全面改築が計画されており、基本設計を三野設計（丸亀市）で１２年３月の期間で進めている。寄宿舎については耐震性の確保が急がれるため、先行して建設される。場所は高松市田村町。
　香川中部養護学校では、近年や将来の児童数の増加により、施設不足となり、教室棟の増設が求められている。１１年度に実施設計い、１２年度の建設を目指す。規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ１２７８平方�b、普通教室１６室など。