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建通新聞社(中部)
2011/11/15

【愛知】犬山市 羽黒中央公園の整備 2月の都市計画決定目指す

 犬山市は、新体育館の建設を核とする「羽黒中央公園」の整備計画を進めており、2012年2月中旬の都市計画決定に向け、住民への説明会を開催した。建設予定地は、日本コンクリート犬山工場周辺の羽黒字竹ノ腰地内で、敷地面積約3・8f。新体育館(建築面積4000平方b)をはじめ多目的スポーツ広場や憩いのスペースなどの整備を計画している。
 今回の説明会では、新体育館の東側に整備する多目的スポーツ広場についてはサッカーコート1面分のサイズで全面を人工芝とすることや、それ以外の周辺部分を天然芝にすること、北側に整備する駐車場は普通車180台分を想定しており、台数の増加により立体駐車場とする可能性もあるなどとする現時点での計画案が発表された。
 市は現在、UR都市機構に委託し新体育館の基本設計を梓設計(名古屋市中村区)、羽黒中央公園の基本設計を玉野総合コンサルタント(名古屋市東区)で進めている。設計期間は12年3月15日まで。
 このほか市は、測量調査を石田技術コンサルタンツ(小牧市)、不動産鑑定を総合鑑定調査(名古屋市千種区)に委託し進めている。また、都市計画決定と事業認可を11年度中に予定している。事業期間は12〜16年度の5カ年。
 今後のスケジュールとしては、12年度に公園と体育館の実施設計をまとめ、13年度に多目的スポーツ広場の整備工事(14年度に供用開始予定)、14〜16年度で公園と体育館を完成させ、16年度中には全体を供用開始する方針でいる。
 現体育館の解体工事は順調なら17年度の発注となる見通し。跡地の活用方法については今後の検討課題とされている。
 公園整備と新体育館建設の基本計画策定業務は玉野総合コンサルタント(名古屋市東区)が担当した。