建通新聞社(中部)
2011/11/15
【岐阜】中津川市の中央橋架け替え 中央コンサルタンツで設計
中津川市は、付知川に架かる「中央橋」を架け替えるため、詳細設計を中央コンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)に委託した。設計工期は2012年3月末までだが、河川管理者の岐阜県との協議もあるため工期を4月以降に繰り越す可能性が高い。順調なら12年度から既存橋梁の撤去工事に取り掛かる。
中央橋の幅員が狭く車両の対面通行が難しい上、老朽化もしてきたため計画された。既存橋梁を撤去してから現在地に新橋を架ける方針だ。12年度当初予算には撤去費用と、用地費を要求している。
スケジュールでは、設計と並行して用地交渉などを進め、12年度中に既存中央橋の撤去工事を発注する。その後、最短で13年度から新中央橋の架橋工事に入る。旧橋撤去から新橋完成(取り付け道路整備を含み)まで約4カ年を見込んでいる。
中央橋は、一級河川付知川を付知町字龍野地内(市道新田中野線)で渡る5径間の鋼橋。供用開始は1970年8月。橋長は155・4b、幅員は4・5b。
新橋のタイプなどは、設計の中で経済比較を行いながら決めていく。橋長は既存橋と同程度、幅員は約8・5b(車道6・5b、片側歩道2b)を想定している。