建通新聞社四国
2011/11/11
【香川】実施設計を12月外注 龍雲中南棟増改築
高松市は、生徒数が増加傾向にある龍雲中学校(出作町)で普通教室を増設するため、南棟増改築を計画しており実施設計を12月に外注する。着工は2012年度を目指している。
既設の南棟は1962年に竣工、63、64年度と増築し、現状規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2855平方b、普通教室18室。既存施設を解体撤去し、跡地に新教室棟を建設する。
同中学校の校区には、多肥小学校など3小学校があり、この数年同地区では住宅地開発などが進み小学生が増加傾向にある。数年後の中学校校舎不足に対応するため増改築事業を進めるもの。
現在の推計では17年度に普通教室4室分が不足となるもよう。
必要とされる最低増設教室数は4教室だが、余裕教室も含め増設する教室数の検討を進めている。
南棟の他同校には、北棟校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1258平方b)、南北棟校舎(同造2階建て延べ339平方b)、中棟校舎(同造3階建て延べ407平方b)、屋内運動場(同造2階建て延べ1072平方b)があるが、すべて耐震化は完了している。