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建通新聞社(中部)
2011/11/09

【三重】三重大 付属図書館耐震・機能改修の設計に着手 建築設計は綜企画設計に

 三重大学は、「付属図書館」の耐震・機能改修に向けた設計に着手した。簡易公募型プロポーザルで改修建築設計者を綜企画設計岐阜支店(岐阜市)、改修設備設計者をテクノ工営(東京都新宿区)に特定、いずれも2012年3月30日までの納期で設計内容をまとめる。
 付属図書館は津市の上浜キャンパスのほぼ真ん中に位置する。本館と新館からなるが、本館は建設後30年以上が経過しており、IS値も0・49のため耐震補強に着手する。また、両館の機能向上を目指した施設改修を行う。
 図書館の建屋規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ8230平方b(本館=延べ5190平方b、新館=延べ3040平方b)。計画では、本館で耐震補強工17カ所、エレベーター1基の新設を予定しているほか、両館で床の改修や間仕切り壁撤去などを実施する。併せて環境情報科学館につながる渡り廊下(鉄骨造、約45平方b)、芝張りなど外構を整備する。
 大学では、年度内に設計内容までを詰め、12年度に改修工事に着手する予定だ。