建通新聞社四国
2011/11/08
【愛媛】第4四半期に分割発注 愛大付属病院外来棟新営
愛媛大学は、2011・12年度事業として医学部付属病院外来棟新営(増築)を計画している。工事については現在進めている設計作業の進捗にもよるが、第4四半期に建築主体、電気設備、機械設備の3分割で発注するもようだ。
同病院の外来棟は、築後35年が経過し、老朽化や狭隘化(きょうあい)が進んでいる。増築は現在の建物の外来ホール南側にある中庭部分に整備するもので、施設規模は鉄骨造4階建て延べ約4000平方b程度を見込んでおり、1階の待合室スペースを十分に確保するとともに、通路や正面玄関を増築・拡張し、機能拡充を図る。
また、先行して増築工事を進めた後には、既存外来棟の改修も数工区に分け順次行う計画。改修する既存建物は同造3階建て延べ約5480平方bで、各階診療部や通路などの改修のほか、スタッフ専用・共用スペースなどを拡充する。
実施設計は建築設計を内藤建築事務所(京都市)、設備設計を新日本設備計画(大阪市)が担当。