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建通新聞社(中部)
2011/11/07

【岐阜】各務原市の学校施設耐震化事業 8校8棟を年度内

 各務原市は、学校施設の耐震化事業で、2011年度に「八木山小学校南舎東棟」など小学校11校14棟、「鵜沼中学校北舎東棟」など中学校6校9棟の耐震補強計画を作成中だ。一方で「那加第一小学校東棟」と「那加中学校北舎」の小学校1校1棟と中学校1校1棟については11年度に改修設計に着手しており、こちらは12年度の整備に備える。さらに補強計画を作成中の施設のうち、11月25日までの工期設定で進めている8校8棟(小学校3校3棟、中学校5校5棟)については、優先順位の高いものから11年度中に設計を委託する考えだ。
 補強計画作成中の施設の内訳は、小学校が八木山小南舎東棟のほか、「那加第一小西棟」「稲羽西小南舎西棟」「同南舎東棟」「稲羽東小西棟」「鵜沼第三小中舎」「同北舎」「川島小校舎(2棟)」「蘇原第一小東舎」「中央小南舎西棟」「那加第二小南舎」「緑苑小南舎」「各務小講堂」の11校。中学校が鵜沼中北舎東棟のほか、「同南舎東棟」「那加中南舎」「蘇原中南舎東棟」「同北舎」「中央中北舎」「同南舎西棟」「稲羽中南舎東棟」「川島中屋内運動場」の6校9棟。
 このうち工期が11月25日までの8校8棟は、八木山小南舎東棟、那加第一小西棟、鵜沼中北舎東棟、那加中南舎、蘇原中南舎東棟、中央中北舎、稲羽中南舎東棟で、今後優先順位の高いものを11年度に設計委託することにしている。
 また、小学校の耐震補強計画作成のうち、各務小学校講堂(屋内運動場)については、もともと改築の方向で耐力度調査を行ったが、耐力度自体は確保されていたため、現在あらためて補強計画の作成を行っているもの。しかしながらすでにIs値を満たしていないことは調査段階で判明しており、当初計画通り改築の方向で近く設計者を決めることにしている。
 市の学校耐震化事業のうち、11月25日工期で補強計画を進めている8校8棟の内訳は次の通り(設計事務所は補強計画作成者)。
<小学校>
 ▽八木山小南舎東棟(つつじが丘1ノ1)―鉄筋コンクリート造3階建て延べ2238・24平方b。YAS設計室(各務原市)
 ▽那加第一小西棟(那加手力町22ノ5)―鉄筋コンクリート造4階建て延べ3299・4平方b。山田建築事務所(岐阜市)
 ▽稲羽西小南舎西棟(大佐野1ノ233)―鉄筋コンクリート造2階建て延べ571平方b。塚原建築研究所(岐阜市)
<中学校>
 ▽鵜沼中北舎東棟(松が丘2ノ100)―鉄筋コンクリート造3階建て延べ1032平方b(456平方bと576平方bの建築年度の違う建物で構成)。山田建築事務所
 ▽那加中南舎(那加東亜町48)―鉄筋コンクリート造3階建て延べ3705・52平方b。Meet’s設計工房(各務原市)
 ▽蘇原中南舎東棟(蘇原青雲町1ノ10)―鉄筋コンクリート造3階建て延べ1191・26平方b。山田建築事務所
 ▽中央中北舎(各務西町4ノ358ノ1)―鉄筋コンクリート造4階建て延べ3972・76平方b。藤井設計(各務原市)
 ▽稲羽中南舎東棟(上戸町5ノ40)―鉄筋コンクリート造3階建て延べ1894・23平方b。稲羽中南舎東棟はサニー建築設計(岐阜市)