建通新聞社(中部)
2011/11/02
【岐阜】ハビックスが本巣市へ新工場 来年3月の着工、10月の操業目指す
クッキングペーパーや紙オムツなど不織布・紙関連製品の製造・販売を手掛けるハビックス(岐阜市福光東3ノ5ノ7、木村敏之社長)は、本巣市の屋井(やい)工業団地に新工場を建設する。投資額は土地代を含め約14億円。2012年3月に着工し、同年10月の操業開始を目指す計画だ。
本巣市屋井地内の市土地開発公社が開発した同工業団地の宅盤C(第4区画)の敷地1万0773平方bに、紙オムツ・ナプキンなどの衛生材料素材となる化合織不織布(原反)の製造工場を建設する。現在設計中で、施工者は今後決める予定だが詳細は不明。今のところ延べ床面積約3000平方bの規模を見込んでいる。
同社では、高齢者用の紙オムツの需要の高まりを受け、紙オムツの原料である化合織不織布を増産することにした。従業員は新規雇用10人を含め、正規15人を見込む。新工場の整備により、県内4工場体制で供給を図ることにしている。
10月29日に本巣市役所本庁舎で同社と市との間で企業立地協定締結式が行われ=写真、岐阜県の洞田厚男岐阜振興局長の立会いの下、木村社長と藤原勉本巣市長との間で協定書が交わされた。