建通新聞社
2011/11/01
【大阪】大阪府住宅まちづくり部 約11万戸・6地区の府営住宅指定管理者 府住供JVと東急コミュニティーに決定
大阪府住宅まちづくり部は、府営住宅における指定管理者制度の本格導入で、6地区11万戸弱の指定管理候補者を決定した。大阪府住宅供給公社と民間企業との共同体が3地区、東急コミュニティーが3地区を担当する。2012年度からの指定管理者を指定。これにより、府営住宅の維持・管理はすべて指定管理者制度に移行する。大阪府住宅供給公社は今回の3地区のみを担当し、これ以外の府営住宅(モデル実施している地区を含む)は民間により府営住宅の維持・管理を行う。
現在4地区で指定管理者制度をモデル実施しており、今回の指定管理者はこれ以外の全ての府営住宅を対象とした。今回は、モデル実施で認めなかった大阪府住宅供給公社の応募を認めた。指定管理者は、住宅の維持補修から管理まで、府営住宅に関するほぼ全ての業務を担当する。
6地区の指定管理者候補は次の通り。
▽豊中、池田、吹田、高槻、茨木、箕面、摂津市内、島本町内の府営住宅と共同施設(管理戸数2万7,834戸)=大阪府住宅供給公社・大阪ガスセキュリティサービス共同体▽岸和田、泉大津、貝塚、泉佐野、和泉、高石、泉南、阪南市内、忠岡、熊取、田尻、岬町内の府営住宅と共同施設(管理戸数2万0,617戸)=大阪府住宅供給公社・三菱電機ビルテクノサービス共同体▽堺市南区(泉北ニュータウン)内の府営住宅と共同施設(管理戸数1万5,837戸)=大阪府住宅供給社・日本総合住生活共同体▽八尾、松原、柏原、羽曳野、藤井寺、富田林、河内長野、大阪狭山市内の府営住宅と共同施設(管理戸数1万5,614戸)=東急コミュニティー▽大阪市内の府営住宅と共同施設(管理戸数1万4,865戸)=東急コミュニティー▽堺市(南区を除く)内の府営住宅と共同施設(管理戸数1万3,085戸)=東急コミュニティー