安城市は、「安城西部小学校」の校舎改修設計を司設計事務所(名古屋市東区)に委託した。設計工期は2012年3月21日。
市は、校舎改修で北棟、南棟、東棟の3棟を対象に、主に床や内壁、屋上防水の改修を行う。詳細については、設計段階で調査を行い具体化させる。
改修工事については市は、12年度当初予算で工事費を計上する予定でいる。また、発注方法については、夏休みなど学校の長期休校日を利用せざるを得ないことから、一括で発注するか、分割するかは今後の検討課題となっている。また、この改修でエレベーターの設置も検討課題となっている。
校舎3棟の概要は、北棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2800平方b、南棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1000平方b、東棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1000平方b。同校の所在地は福釜町猿町128。
市は、学校施設のバリアフリー化を進めており、エレベーターはこれまでに6小学校に設置。同校にエレベーターが設置されれば7校目となり、未設置の小学校は14校となる。また、中学校では3校に設置済みで、未設置は5校。