建通新聞社四国
2011/11/01
【愛媛】安井で実施設計 西条市の新庁舎整備
西条市は、新庁舎整備に伴う実施設計と、庁舎本館の耐震補強・改修設計および庁舎別館の解体設計を安井建築設計事務所(大阪市)に委託した。期間は2012年3月23日まで。12−13年度の2カ年で新庁舎建設を進め、14年度に本館の耐震補強および改修、別館の解体、駐車場整備を実施する方針。総事業費は39億9000万円を見込んでいる。
計画によると、新庁舎は市役所本庁舎(明屋敷地内)北側の来庁者用駐車場スペースに建設。新築と本庁舎の耐震改修が完了した後に本庁舎前の庁舎別館を取り壊し駐車場として整備する。
新庁舎の概要は、鉄筋コンクリートまたは鉄骨造7階建て程度で、延べ約9000平方bを見込んでおり、1・2階に窓口部門、3階に事業部門・IT関係、4階に事業部門、5階に行政委員会・防災関係、6階に議会関係、7階に書庫・倉庫・機械室などを配置する計画。庁舎本館は鉄筋コンクリート造地下1階地上7階建て延べ7258平方b、庁舎別館は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ6390平方b。新庁舎については、屋上に太陽光発電パネルを設置するほか、渡り廊下などの構造で本館と接続させる考えだ。