建通新聞社(中部)
2011/10/28
【岐阜】中津川市 旧中津川清掃センター解体 性能発注で2012年度
中津川市は、2012年度に「旧中津川清掃センター」を性能発注で解体撤去する。発注時期は未定だが、担当課では早期に行いたいとしている。また、解体後の跡地には「リサイクル施設」を整備し、環境経済循環型社会の構築に役立てる計画だ。
旧中津川清掃センターは、04年に環境センターが隣接地の駒場2261ノ6で運転を開始するまで、市内のごみ焼却(処理能力50d/日)や粗大ごみ処理を担ってきた。
役割を終えた後もそのままの状態にしていたため、周辺の環境保全と安全性確保の観点から、早期に解体撤去することを決め、11年度から準備を進めている。解体規模は、焼却場が鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・床面積865平方b。不燃性廃棄処理場が鉄骨造・床面積546平方b。
現在、解体工法の検討や、発注仕様書の作成を財団法人岐阜県公衆衛生検査センター(岐阜市)が、12年3月31日までの工期で進めている。
また、解体後の跡地に建設する「リサイクル施設」は、12年度設計・13年度建設のスケジュールで準備を進める。