建通新聞社(中部)
2011/10/31
【三重】四日市港湾事務所 霞4号幹線7工区橋梁部と臨海橋の詳細設計に着手
国土交通省四日市港湾事務所は、臨港道路「霞4号幹線」の7工区で築造する橋梁部と臨海橋の詳細設計に着手した。業務はそれぞれ千代田コンサルタント名古屋支店(名古屋市中村区)と日本工営名古屋支店(名古屋市東区)に委託。2011年度末までにまとめ、12年度から順次工事発注の準備に移る。
同幹線は、四日市港霞ケ浦地区と第二名神高速道路みえ川越インターチェンジを結ぶ。7工区は最終区間として、都市計画道路川越中央線に接続し、橋梁部と一部水路を横断する臨海橋で構成する計画。
橋梁部は橋台2基、橋脚1基のプレストレストコンクリート2経間連続箱桁橋で橋長74b。一方、臨海橋は橋台2基の鋼単純非合成桁橋で橋長34・3bを予定している。
臨海橋周辺は、将来的に海岸保全施設の嵩上げを考慮している。護岸道路や幹線道路の施工時に整備する切り回しを検討中のため、今回の設計は、それらの検討も含めて橋梁個所の詳細をまとめる。