建通新聞社(中部)
2011/10/26
【岐阜】多治見市 根本市民センター建設 3月議案件で発注
多治見市は、「(仮称)根本市民センター」建設に関して、11月21日から始まる12月議会に、債務負担行為を設定して建設することと、完成後の管理運営に指定管理者制度を導入することの2議案を提出する予定だ。順調なら2012年1月にも入札準備(設備分離)に入り、12年3月議会の承認案件として工事発注する。指定管理者の公募は12年5月ごろに行う。
同センターは、公民館・児童館・地区事務所などの多様な機能を持つ複合施設として根本町3ノ55ノ1の敷地面積3568平方b(更地)に建設する。設計は熊谷設計(多治見市)が11月30日の工期で進めている。
計画規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1300平方b。地区事務所、研修室(会議室)、乳幼児用の部屋、親子広場、大ホール(兼遊戯室)、小ホール、和室、図書室(図書コーナー)、料理実習室などが入る。
総工費は3億6000万円〜3億9000万円。財源には合併特例債を活用する。建設スケジュールは、議会議決後の4月早々に正式契約を交わして着工し、13年3月末までに完成させる。施設のオープン予定は4月。
また、指定管理者の選定は、12年9月議会での承認を目指して準備を進めるため、5月ごろに公募要綱を公告する。
なお、既存の根本地区事務所と根本児童センターは新施設完成後に閉鎖するが、跡地利用などについてはまだ未定だ。