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建通新聞社(中部)
2011/10/24

【三重】志登茂川浄化センター独立管廊、場内整備細設計 日水コンに設計委託

 三重県中勢流域下水道事務所は、志登茂川処理区の「志登茂川浄化センター独立管廊、場内整備」の詳細設計を日水コン三重事務所(津市)に委託した。設計工期は2012年3月26日まで。11年度に設計を行い、状況に応じて12年度も設計を継続する考えだ。今回の設計委託により、同浄化センターの管理棟、機械棟、汚泥棟を含めて主要施設すべての設計に着手したことになる。 
 独立管廊は、水処理施設と機械棟の間を結ぶ地下の構造物。大口径のボックスカルバート構造体を構築し、電気、水、空気などの配管、付帯設備を配置する。土木設計は日量3万4000立方bを前提とし、機械、電気設備は当面の供用分となる第1期整備分の日量1万1300立方bを前提とした設備設計を行う。場内整備は、第1期整備の区域を対象に、各施設を接続する汚水・雨水の管渠、場内排水管、道路、照明、植栽、門、柵、塀などや関連設備の設計を行う。工事は12年度以降、他施設の建設計画と調整を図りながら発注していく。建設地は、津市白塚町、河芸町影重。
 同浄化センターの建設計画では、全体処理能力を日量5万0700立方b。このうち第1期整備分として3分の1の処理能力の水処理施設、機械設備の整備を進める。