建通新聞社四国
2011/10/21
【愛媛】11月めどに実施設計 新居浜特別支援学校新校舎
愛媛県は、2011年度から本校化された県立新居浜特別支援学校(新居浜市)の校舎新築を計画しており、11月ごろをめどに実施設計を外注する見通しだ。年度内には設計を完了させ、12年度に着工、13年度からの供用を目指している。
同校では現在、旧新居浜保健所施設を校舎(写真)として利用しているが、児童生徒数の著しい増加に伴い、教室不足の解消を図るために新しく整備する。
計画によると、新校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約2200平方b程度規模を見込んでおり、内装はできる限り木質化を図るとしている。また、建設場所については、現在整備を進めている体育館の東側敷地、あるいは現校舎(旧保健所)南側の駐車場敷地のいずれかで調整するもようだが、今後設計を進める中で煮詰める方針で、現段階では流動的としている。
9月補正予算に施設整備事業費として、校舎新築設計費と12年3月から13年3月までの仮設校舎(面積約250平方b)の賃借料約1744万円を計上するとともに、債務負担行為限度額約2170万円を設定している。
所在地は新居浜市本郷3ノ1ノ5。