建通新聞社四国
2011/10/21
【香川】詳細設計を委託 3浄化センター設備更新
香川県下水道課は、大束川と金倉川、鴨部川の3浄化センターの老朽化に伴う設備更新の詳細設計をそれぞれ委託した。主に大束川で管理棟の受変電設備更新、金倉川が監視制御設備、鴨部川が中継ポンプ場2カ所を含む3施設で計測設備を更新する。早ければ2012年度から順次、更新に着手する方針。
委託内容は、大束川浄化センターが用水設備(1、2号砂ろ過設備)、床排水ポンプ施設、消毒設備(次亜塩注入ポンプ)、管理棟高圧盤の受変電設備、沈砂池設備の運転操作設備。設計を東京設計事務所高松事務所に委託。期間は12年3月23日まで。
金倉川浄化センターがスクリーンかす設備の機械設備、監視制御設備の電気設備。設計を日本上下水道設計高松出張所に委託。期間は12年3月23日まで。
鴨部川浄化センターが計測設備(流量計、水位計、濁度計、濃度計)、監視制御設備の現場盤。ほか志度汚水中継ポンプの計測設備(流量計、水位計、温度計)、長尾汚水中継ポンプ場の制御電源と計装用電源設備(蓄電池盤)、計測設備(流量計、水位計)。設計を日本上下水道設計高松出張所に委託。期間は12年2月28日まで。
大束川浄化センターは、1985年4月から供用開始しており、04年度から老朽化対策として改築事業に着手している。
金倉川浄化センターは、90年12月から供用開始している。
鴨部川浄化センターは、95年9月から供用開始している。