建通新聞社(岡山)
2011/10/19
【岡山】赤磐市小中学校規模適正化基本方針と学校統合実施計画案を策定
赤磐市は、少子高齢化が進む中、合併当時(2005年5月1日)に2742人いた小学校児童数が16年度には2133人(約22%減)、同じく中学校生徒数が1352人から1301人(約4%減)になると推測されていることから、このほど、より良い教育環境づくりに向けた小中学校規模適正化基本方針と学校統合実施計画案を策定した。
統合実施校としては、軽部小学校と笹岡小学校を統合し、軽部小学校校舎を活用して100人規模の新小学校を設立、また、城南小学校と仁美小学校を統合し、城南小学校校舎を活用して新小学校を設立するとした。中学校は現時点で統合は行わない考え。
統合にあたり、学校関係者、保護者、地域の代表者を含めた統合準備委員会(仮称)を設置して必要な事項を協議する。
なお、統合により、閉校となる笹岡小学校と仁美小学校の跡地利用について、跡地利用検討委員会(仮称)を立ち上げ、地域の中核施設としての役割に十分配慮しながら検討を進めていく。