建通新聞社四国
2011/10/14
【高知】計409ヵ所40億余 台風6号被災額
台風6号の豪雨により7月18日から20日に被災した公共土木施設の災害査定が終わり高知県内で、2次査定が169カ所、総額6億1857万円余り、3次査定が240カ所、34億0463万円余の被災額が決定した。今後、順次設計などを行い通常は2011年度中に85%の発注を目指すが、今年は全国各地で多くの災害が発生していることにより、国からの事業費配分時期や額は未定となっている。
台風6号による2次・3次査定で県施設の被災個所は147カ所で30億6634万円、市町管理施設の被災個所は262カ所で9億5686万円となっている。ほか台風12号・15号の被災個所の災害査定は11〜12月となるもよう。
台風6号の被災概要は次の通り。
=2次査定分=
【県管理施設】
▽須崎土木事務所管内―河川が17カ所で1億2099万円▽幡多土木事務所管内―河川が22カ所で1億3059万円、道路が8カ所で3673万円
【市町管理施設】
▽須崎市―道路が2カ所で749万円▽宿毛市―河川が14カ所で4742万円、道路が3カ所で1807万円▽四万十市―河川が21カ所で4402万円、道路が4カ所で2116万円(内未成または内転属93万円)▽香美市―河川が2カ所で332万円、道路が2カ所で1533万円▽本山町―河川が1カ所で129万円▽いの町―河川が1カ所で149万円、道路が3カ所で974万円▽仁淀川町―河川が1カ所で911万円、道路が5カ所で1375万円▽中土佐町―河川が7カ所で1886万円▽佐川町―河川が3カ所で690万円、道路が1カ所で496万円▽越知町―道路が5カ所で859万円▽日高村―道路が1カ所で162万円▽四万十町―河川が31カ所で6880万円、道路が2カ所で386万円▽大月町―河川が3カ所で668万円、道路が5カ所で666万円▽黒潮町―河川が1カ所で223万円、道路が4カ所で875万円
=3次査定分=
【県管理施設】
▽安芸土木事務所管内―河川が37カ所で6億6969万円▽中央西土木事務所管内―道路が1カ所で827万円▽須崎土木事務所管内―河川が15カ所で1億2280万円、道路が2カ所で8340万円▽幡多土木事務所管内―河川が23カ所で1億5793万円、道路が3カ所で5668万円
【市町管理施設】
▽安芸市―河川が4カ所で2866万円、道路が2カ所で294万円▽四万十市―河川が5カ所で1533万円、道路が3カ所で2565万円(内未成または内転属1015万円)、橋梁が1カ所で949万円▽奈半利町―道路が2カ所で564万円▽安田町―河川が1カ所で2791万円、道路が4カ所で1570万円▽北川村―河川が2カ所で1357万円、道路が1カ所で4167万円▽馬路村―道路が2カ所で3862万円▽梼原町―河川が2カ所で691万円、道路が13カ所で2549万円▽津野町―河川が10カ所で5643万円、道路が7カ所で2138万円▽四万十町―河川が41カ所で9413万円、道路が11カ所で4216万円、橋梁が1カ所で984万円▽三原村―河川が24カ所で1億3882万円、道路が4カ所で618万円