建通新聞社(神奈川)
2011/10/12
【神奈川】関東地方整備局 10月期発注見通し 県内分は工事63県
国土交通省関東地方整備局は11日、2011年度10月期の発注見通しを公表した。工事発注件数は333件。入札方式別の内訳はWTO対象の一般競争入札が24件、一般競争入札が240件、一般競争入札(拡大)が69件。コンサルタント業務は、建築関係と土木関係がそれぞれ33件ずつのほか、測量12件、地質調査5件、補償関係コンサルタント業務が12件で、合計95件となっている。
神奈川県内の工事は63件=別表=。このうちWTO対象案件として、相武国道事務所が▽三栗山地区改良その9▽相模縦貫下河原橋▽城山ICランプ橋下部その3▽小倉第二高架橋上部―の4件を、京浜港湾事務所が▽横浜港本牧地区岸壁(マイナス15b)(耐震)(改良)築造▽横浜港臨港道路南本牧ふ頭本牧線仮設桟橋・桟台築造その2▽横浜港本牧地区岸壁(マイナス16b)(耐震)上部―の3件を発注する。
川崎国道事務所は、蒲田立体関連工事など10件を追加。県内では新石川他電線共同溝のアスファルト舗装工事を第3四半期に発注する
さがみ縦貫関連では、相武国道事務所がWTO対象の4件のほか▽中沢第二橋▽原橋▽藤木沢第一橋▽中沢第一・二橋―の下部工など9件を一般競争入札で、横浜国道事務所が▽谷原橋架替その2▽寒川北IC改良その2▽寒川南IC改良ほか―の3件を一般競争入札で発注する。なお、さがみ縦貫城山ICランプ橋下部その3工事については10月7日に入札を公告、11月4日まで参加申し込みを受け付けている。開札は12年1月13日。
営繕部は、大和法務出張所の耐震改修ほか設計業務を追加。簡易プロポーザル方式に準じた公募型で、第4四半期に発注する。庁舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1652平方b。耐震改修と、エレベーター設置のため36平方bを増築する。