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建通新聞社
2011/10/04

【大阪】大阪市 咲洲地区開発調査で公募型プロポ アクセス・魅力向上策など検討

 大阪市は、「咲洲地区における開発促進とエリアマネジメントの推進に向けた検討調査業務」の委託先選定で公募型プロポーザルを実施する。参加申請書などの提出は12日まで。17日〜28日に提案を受け付け、プレゼンテーションを経て11月2日に最優秀提案者を決定する。
 委託する調査の内容は、@公民連携によるまちづくり推進方策の検討A地区のポテンシャル向上に向けたコスモスクエア駅周辺を中心とする開発計画についての検討B持続可能なエリアマネジメント方策の検討−など。
 コスモスクエア駅、トレードセンター前駅、中ふ頭駅を起点とした端末交通手段の現況と課題を把握することともに、将来的な開発計画を踏まえて、交通アクセスの向上策を策定。現在の交通手段の改善策(ルート、頻度など)、代替交通手段を検討する。
 特に地区の拠点となるコスモスクエア駅周辺では、ポテンシャル向上に向けた開発計画を策定。駅前ロータリーなどの魅力向上に向け、導入すべき機能と開発計画を検討。実現に向けた事業スキームの検討(PPPほか事業主体のあり方、資金調達、管理・運営など)を行う。
 エリアマネジメントでは、環境・美化・緑化・景観向上など地域の魅力向上策と組織(協議会)のあり方・運営手法を検討する。
 委託費の上限は496万6,500円。
 咲洲地区(大阪市住之江区)では、大阪市・民間の未利用地が約23%残っており、開発促進が喫緊の課題。また、立地事業者からは、地区内を回遊するための交通手段の改善など、交通アクセスの向上が求められている。年内に特区指定が予定されており、これらの動きと連動して地域の魅力向上に取り組む。
 プロポーザルへの参加資格は、大阪市の入札参加資格があり、まちの活性化計画の実績があることなど。
 書類交付と申し込み場所は、計画調整局開発調整部 開発計画課 夢洲・咲洲地区開発担当。