北海道建設新聞社
2011/10/04
【北海道】苫小牧ガスが苫東地区へ天然ガス幹線パイプラインを延伸
苫小牧ガス(苫小牧市末広町2丁目10の19、一瀬博美社長)は、苫小牧東部地区への天然ガス幹線パイプライン延伸に着工した。2017年度までに延長5・5`、ガバナーステーション1カ所を整備。12年度から順次供用開始する。
供用対象は新開町、明野元町、拓勇西町、拓勇東町、北栄町、沼ノ端、東開町の苫小牧東部地区。延伸によって供給網が東西を結ぶループ状となり、災害時などでの安定供給が図られる。
幹線敷設に5億円、枝線敷設を含めた総事業費に10億円程度を試算。ポリエチレン被膜鋼管(圧力0・1メガパスカル、口径200_)を市道明野南2条通、国道36号、市道明野南通、道道苫小牧環状線、市道臨海東通に埋設し、石油資源開発へつなげる。
9月から明野南2条通と、石油資源開発―臨海東通間で工事が始まった。12年9月には東開町にガバナーステーションを新設。13年度以降は明野南通を起点に毎年1`程度のペースで延伸していく考えだ。