建通新聞社(中部)
2011/10/03
【三重】四日市市上下水道局 2地区の汚水処理施設設計 太陽建設コンサルタントに委託
四日市市上下水道局は、農業集落排水事業の推進で水沢東部地区と和無田地区に「汚水処理施設」を新設するため、2カ所の設計を太陽建設コンサルタント(岐阜市)に委託した。設計工期は2012年9月末まで。設計完了後、引き続き工事発注の準備に移る方針。
汚水処理施設の処理方式は、2カ所とも脱リンを考慮した連続流入間欠ばっ気方式の]WGP型を予定している。処理施設の上屋は、計画人口に合わせた浄化槽などの規模を基に検討する。
各地区の計画をみると、水沢東部地区では足見川に架かる国道306号新四ツ谷橋付近に処理施設を建設する。汚水処理の計画人口は820人。敷地と国道306号までの延長約50bは、幅員6b程度の作業車用道路を整備するほか、口径200_の汚水幹線に接続するため、汚水管延長50bを整備する。
和無田地区では和無田町内で内部川右岸に処理施設を建設する。計画人口は400人。敷地から市道へアクセスするための道路設計は延長80bで幅員6b程度。幹線水路への接続は既設用水路を流用し、改修する。