トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2011/09/30

【北海道】札幌・手稲山口の大規模開発で商業用地に3.4万uを確保 

 岩倉土地開発(本社・苫小牧)と、中山組(本社・札幌)の子会社で不動産業の三共産業(同)が、札幌市内の手稲山口地区で進めている大規模開発で、約3万4000m²の商業用地を確保している。2012年春までに出店する店舗を固め、その後着工する考えだ。
 開発区域は、札幌市手稲区手稲山口465の1ほかの下手稲通沿いで、JR星置駅から1`程度離れた所。岩倉土地開発は10年ほど前、一帯の約28万m²の開発許可を得て、濁川を挟んで西側のエリアを開発した。ホームセンターや食品スーパー、衣料品店などが立ち並んでいる。
 今回は東側エリアのうち、下手稲通に面した9万6403m²を手稲山口東第1工区として、三共産業との共同事業で実施。中山組の設計施工で土地造成に着工した。
 敷地内には、宅地用地3万2668m²のほか、商業店舗用地3万3882m²、業務施設用地3029m²などを確保。
 商業用地には、スーパーマーケットや家電量販店、飲食など5―10店舗程度の誘致を見込む。業務施設用地では、社会福祉施設の設置を計画している。
 関係者によると、「商業スペースは、来春までに固めて着工したい」としている。