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建通新聞社（神奈川）
2011/09/28
【神奈川】ＪＲ東海 リニア県内ルート概要 相模原に地下駅
ＪＲ東海は、リニア中央新幹線東京都・名古屋市間の路線概要を明らかにした。神奈川県内は、多摩川から相模川に至るルートを大深度地下トンネルで、相模川から山梨に至るルートを主に山岳トンネルで通過する。相模川と道志川の主要河川を橋りょうで渡河。津久井湖と宮ケ瀬湖の間を抜け、丹沢大山国定公園など自然公園区域の通過を極力回避する。神奈川県駅として相模原市内に地下駅を設置するとともに、車両基地も同市内に整備する計画だ。２０１４年度の着工、27年度の営業開始を目指す。
構造物のうち高架橋は、場所打ち杭などの基礎と橋脚の躯体コンクリートを打設して桁を架ける工法か、場所打ち工法で施工する。
神奈川県駅は、相模原市内で圏央道とのアクセスが良く、既存鉄道駅に近接する場所の地下に築造する。２面４線島式ホームと上下亘（わた）り線を設置するため、平面線形で約１㌔が必要。駅施設として自動車乗降場やタクシー・バス乗り場、駐車場のほか多様な交通に対応する交通広場などを整備する。
大深度地下部は内空幅約13㍍、有効断面約74平方㍍のシールドトンネル。５～10㌔間隔で設置する立坑は数千～１万平方㍍の規模となり、ＲＣ地中連続壁で土留めを施工し掘削する。山岳トンネル部は、ＮＡＴＭ工法で施工する計画。
車両基地は、延長約２・５㌔、最大幅約２５０㍍で、面積約50㌶の規模を想定している。
中央新幹線の東京都～名古屋市区間は、東海道新幹線品川駅付近を起点とし、山梨リニア実験線（約42・８㌔）～甲府市付近～赤石山脈中南部を経て東海道新幹線名古屋駅付近に至る延長約２８６㌔の路線。このうち県内は川崎市と横浜市、相模原市、愛川町、清川村に係る延長約40㌔が事業実施区域となる。停車場は地下駅が▽東京都▽神奈川県▽愛知県―の３カ所、地上駅が▽山梨県▽長野県▽岐阜県―の３カ所。車両基地を神奈川県と岐阜県に設置する。
ＪＲ東海は27日、環境影響評価方法書の縦覧を開始、11月10日まで広く意見を募集する。縦覧場所はＪＲ東海ホームページのほか県や横浜市、相模原市、愛川町、清川村など。
構造物のうち高架橋は、場所打ち杭などの基礎と橋脚の躯体コンクリートを打設して桁を架ける工法か、場所打ち工法で施工する。
神奈川県駅は、相模原市内で圏央道とのアクセスが良く、既存鉄道駅に近接する場所の地下に築造する。２面４線島式ホームと上下亘（わた）り線を設置するため、平面線形で約１㌔が必要。駅施設として自動車乗降場やタクシー・バス乗り場、駐車場のほか多様な交通に対応する交通広場などを整備する。
大深度地下部は内空幅約13㍍、有効断面約74平方㍍のシールドトンネル。５～10㌔間隔で設置する立坑は数千～１万平方㍍の規模となり、ＲＣ地中連続壁で土留めを施工し掘削する。山岳トンネル部は、ＮＡＴＭ工法で施工する計画。
車両基地は、延長約２・５㌔、最大幅約２５０㍍で、面積約50㌶の規模を想定している。
中央新幹線の東京都～名古屋市区間は、東海道新幹線品川駅付近を起点とし、山梨リニア実験線（約42・８㌔）～甲府市付近～赤石山脈中南部を経て東海道新幹線名古屋駅付近に至る延長約２８６㌔の路線。このうち県内は川崎市と横浜市、相模原市、愛川町、清川村に係る延長約40㌔が事業実施区域となる。停車場は地下駅が▽東京都▽神奈川県▽愛知県―の３カ所、地上駅が▽山梨県▽長野県▽岐阜県―の３カ所。車両基地を神奈川県と岐阜県に設置する。
ＪＲ東海は27日、環境影響評価方法書の縦覧を開始、11月10日まで広く意見を募集する。縦覧場所はＪＲ東海ホームページのほか県や横浜市、相模原市、愛川町、清川村など。
