建通新聞社(中部)
2011/09/28
【愛知】新城市 芳ケ入住宅の基本設計に着手
新城市は、「市営芳ケ入住宅」の改築事業で、基本設計に着手した。基本設計は2012年3月19日までの設計工期で柳伸建築設計事務所(豊橋市)に委託した。
同事業は2011年度の新規事業。計画では、既設住宅を高齢者や障がい者にも生活しやすい住宅に建て替える。今後、10月ごろに用地測量、地質調査を委託、12年度に実施設計、13〜14年度で建設する。また、既設住宅は15年度に解体する予定。
新住宅は鉄筋コンクリート造4階建てで、3DKの住居を20戸配置する予定。エレベーターは1基設置する。延床面積など詳細は設計段階で検討する。建設予定地は長篠字芳ケ入25ノ4。既設住宅は木造の長屋造りで、10棟30戸。所在地は長篠字芳ケ入25ノ1。
既設住宅は建設後約40年が経過。老朽化が進んでいるほか、居住者の生活様式の変化に対応できていないため計画を具体化した。