建通新聞社
2011/09/21
【大阪】大阪市 鶴見区でスマートハウスのプロポ 集合でも実施へ
大阪市は、エネルギーの自給率向上や効果的な利用が図られたスマートハウスの普及促進を図るため、大阪市鶴見区横堤4丁目の市有地をプロポーザル方式で売却。購入者は、先導的な都市型エコ住宅のモデルとなる戸建て住宅を提案・建設する。11月に募集要項を発表して公募を開始。2012年5〜6月に事業者を決定する。今後、集合住宅についても、適地の検討を進め、プロポーザルを実施していく予定だ。
売却予定地は、大阪市鶴見区横堤4−12ほかの2,899u。第1種住居地域で、準防火地域。建ぺい率80%・容積率200%。
敷地面積や隣棟間隔が比較的狭いなど大都市の既成市街地特有の課題に対応しながら、太陽光発電や燃料電池、蓄電池などの導入などにより最大限の省エネ・創エネ効果を追及。先導的な都市型エコ住宅のモデルとなりうる住宅・住宅地計画の提案を求める。
主な条件は、@1戸当たりの敷地80u以上A20戸以上の戸建てB可能な限り、太陽光発電システム、コージェネレーションシステム、蓄電池を備えた住宅C通風、採光の工夫D長期優良住宅の認定−など。
事業提案と予定価格以上の価格提案を同時に募集。まず、事業提案内容で優秀案を選定。この中から最高の価格提案を行った者を事業者に決定する。
問合せ先は、都市整備局住宅部建設課団地再生グループ。