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建通新聞社（中部）
2011/09/15
【愛知】山寿セラミックス 常滑市に新研究開発拠点
携帯電話向け単結晶ウエハー大手の山寿セラミックス（尾張旭市三郷町角田１１２３、佐橋家隆社長）は13日、常滑市の中部臨空都市空港島に研究開発施設を開設するため、愛知県企業庁と事業用地権設定契約を締結した。建築工事への着工は２０１２年１月ごろを見込んでおり、10月中から11月ごろをめどに施工者を選定する予定。同年６月の操業開始を目指している。
賃貸区画は総合物流ゾーンのＥ―１―⑤区画で、賃貸面積は３６３６・35平方㍍。中部臨空都市では初の製造業の進出となる。立地に際しては、高度先端産業を対象とした愛知県の優遇制度を活用するなど、県と常滑市が連携して支援。設計は梓設計名古屋事務所（名古屋市中村区）が担当している。
同社は携帯電話など移動体通信を中心としたＩＴ分野向け各種酸化物単結晶の製造加工販売などを手掛け、特に携帯電話やスマートフォンの基幹部品となっている単結晶ウエハーで、世界シェアの約３割を占めている。新施設では、ＬＥＤなどに使われる人工サファイア（サファイア酸化物高融点単結晶）など新製品の研究開発を予定している。
賃貸区画は総合物流ゾーンのＥ―１―⑤区画で、賃貸面積は３６３６・35平方㍍。中部臨空都市では初の製造業の進出となる。立地に際しては、高度先端産業を対象とした愛知県の優遇制度を活用するなど、県と常滑市が連携して支援。設計は梓設計名古屋事務所（名古屋市中村区）が担当している。
同社は携帯電話など移動体通信を中心としたＩＴ分野向け各種酸化物単結晶の製造加工販売などを手掛け、特に携帯電話やスマートフォンの基幹部品となっている単結晶ウエハーで、世界シェアの約３割を占めている。新施設では、ＬＥＤなどに使われる人工サファイア（サファイア酸化物高融点単結晶）など新製品の研究開発を予定している。
