建通新聞社四国
2011/09/13
【徳島】本年度着工目指す 徳大の医科学センター
徳島大学は、徳島大学病院内に藤井節郎記念医科学センターを新営する。このため建築設計を教育施設研究所(広島市)、設備設計を新日本設備計画(大阪市)に特定。2012年2月29日までの期間で設計を進めており、着工は11年度内を予定している。
新センターの規模は鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て延べ6330平方b。内部は、学校の教育研究施設となり研究室、セミナー室、オープンラボなどを配置する予定。設計については、温室効果ガス等の排出削減に配慮する技術提案を求めた環境配慮型となっている。
今後、新営に伴い臨床学生控室(鉄筋コンクリート造2階建て延べ224平方b)の取り壊しと埋蔵文化財調査(1828平方b)を行う。
センターの完成は13年8月ごろを目指している。場所は徳島市蔵本町3丁目の徳島医大敷地内で10年度に改修した生命科学棟北側。