国土交通省関東地方整備局と(社)千葉県建設業協会との意見交換会が9日、千葉市内のホテルポートプラザちばで開かれ、総勢50人余が出席した。内訳は、関東地方整備局が22人、協会が21人、オブザーバーとして県から6人、千葉市から2人。
この会議は、業界・国・地方の3者が率直な意見交換を行うことで、公共工事の品質の確保と社会資本整備の理解促進などについて、今後、発注者と受注者が互いにパートナーとして一体となり、諸課題の改善に取り組むことを目的としたもので、関東地方整備局では、管内の各都県建設業協会との意見交換会を順次行ってきた。
この日の意見交換は、協会側から、@入札・契約制度及び一般競争入札の資格要件、総合評価方式等の課題A設計内容及び積算価格、設計変更等の課題B現場管理や工種・工程など各段階での課題(工事着手から完成まで)Cその他の課題、災害対応――などについて提議したほか、フリー討議や関東地方整備局からの情報提供で構成。