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建通新聞社（中部）
2011/09/08
【三重】伊賀市 成和中を小学校化へ ９月補正案に大規模改造設計費
伊賀市は、成和中学校施設を小学校化する計画で、９月補正予算案に（仮称）「上野西部地区小学校」大規模改造設計委託費として２０１０万円を盛り込んだ。予算成立後、設計を外注し、年度内に設計内容をまとめる。改造工事は２０１２年度の着手を予定している。成和中（上之庄２７１１）は来春、丸山中と統合され、現在森寺で建設中の新校舎に移るため、成和中の既存校舎などを小学校向けに大規模改修し、猪田、古山、花垣、花之木の４小学校を統廃合する新小学校（上野西部地区小）とする計画。
成和中は建設後約20年の施設で、校舎の建屋規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ約２９００平方㍍。耐震は問題ないため、床など内装を中心に小学校に対応する施設に改修を行う。
市は、年度内に改造工事に向けた設計までを進め、12年度に工事を実施し、13年春から新小学校として供用したい考え。
また、市は、成和中と統合となる丸山中（才良８００）の跡施設を、神戸、依那古、比自岐の３小学校を統廃合する新小学校（上野南部地区小）とする計画でいる。西部地区小の整備後、順次着手する予定だ。
